溝口梓里の日々精進

他者のプライバシー保護を重視する予定なので、激動の日記にはなりません。個人的信念の吐露と、公開型の書籍・講演・試験への感想とが、主な内容になる予定。

幾多の苦難を乗り越え、ITパスポート試験の合格基準を達成。

第1 苦難側先鋒、病気

 ITパスポート試験については、6月末に一度受験申込みをしたのですが、病気のため不戦敗となりました。

 「病気のため」といっても、苦しくて行けなかったのではなく、検査のために「評判の良い名医がいて、しかも予約が要らない」遠方の病院を探して出かけたりしているうちに、勉強を一切せずに当日を迎えたがゆえの不戦敗でした。

 これについては、8月6日の記事*1ですでに詳細に語ったので、本稿ではこの程度にしておきます。

第2 次鋒、予約が一杯

 7月末に病状が一段落したので、8月中に再挑戦をすることにしました。

 しかしいざ申請しようとすると、試験会場の大半が予約で埋まっていました。おそらく学生さんたちの夏休みの資格取得ラッシュの時期と被った上に、各種資格の運営側のお盆休みとも被ったことが原因だと思います。

 「ITパスポート試験はCBTS試験配信サービスを利用するのだから、いつでもどこでも受けられる」と舐め切っていた私にとっては青天の霹靂でした。

 9月にずらせば一気に楽に予約が取れるようでしたが、ITパスポート試験の「合格発表日」・「合格証書発送日」・「官報公示日」は受験した月ごとに一括して処理される仕様でした。つまり8月31日に受けたか9月1日に受けたかで、同じ合格者同士でも「天国と地獄」とまでは言いませんが「忉利天と四大王衆天」ぐらいの差があるわけです。だから9月にずれ込むのはどうしても避けたかったのです。

 この悪条件下でやっと8月中に取れた予約は、31日の熊谷駅から徒歩8分の会場でした。

 熊谷といえば日本一夏が暑いことで長らく有名だったので、かなり不安になりました。

第3 中堅、台風迫りて警告メール

 28日夜、CBTS試験配信サービスから、台風で当日は会場が閉鎖されるかもしれないという警告のメールが来ました。

 この日から当日まで直前対策は手につかず、天気予報ばかり見るようになりました。

第4 副将、列車の遅延

 当日までには台風が弱まったので、雨も弱まり、同時に小雨の気化熱のおかげで残暑も弱まりました。

 労せずして完璧に近い環境が整ったと舐め切って出陣したのですが、私が乗っていた高崎線が遅延しました。

 またもや精神的に随分やられてしまいました。

 現地で熊谷駅の記念写真を撮る余裕は残ったので、掲載しておきます。

第5 苦難の総大将は当然ながら試験問題

 会場に着くまでに幾多の苦難に耐えてきたため忘れてかけていましたが、資格試験の苦難の総大将は当然ながら試験問題です。

 気を抜かずしっかり受験しました。

 でも疲れていたこともあって「見直し」などはせず、制限時間を半分ぐらい残して「エイヤッ!」と勢いで「試験終了」をクリックしました。

第6 合格基準達成

 その場で採点結果が表示されました。

 具体的点数は私の個人的理念もあって秘密ですが、無事に合格基準には届いていました。

 ただし正式な合格発表は9月13日正午予定であり、合格証書発送日は10月10日予定のようです。

 だからプロフィール等の資格欄に「ITパスポート」と書くのは、念のため9月13日の午後以降にしておこうと思います。

 帰宅後は体力の回復を兼ねて、本稿を執筆しました。