溝口梓里の日々精進

他者のプライバシー保護を重視する予定なので、激動の日記にはなりません。個人的信念の吐露と、公開型の書籍・講演・試験への感想とが、主な内容になる予定。

読書

大著『裁かれた命』紹介。読後に突きつけられた、怠慢。

裁かれた命 死刑囚から届いた手紙 (講談社文庫) 作者:堀川 惠子 講談社 Amazon 本稿は、堀川恵子著『裁かれた命』(講談社 2011)を貸してくれた某先生(プライバシー保護のため本名は秘密)宛てに書いた感想文を、大幅に加筆修正したものである。 第1.内…

ここでは「王道を読み、奇道を語る」ような読書感想文を発表していきたい。

読書にあたっては、「著者が一番主張したかった部分」をしっかり重視していきたいと思う。「王道」ともいうべき姿勢である。 一方でここで発表する読書感想文では、多くの読者が見落としがちな寄り道のような部分や、私の個人的な体験談との対比を、なるべく…

『自由と正義』に限らず、「雑誌」を重視する理由。

司法研修所では雑誌『自由と正義』について「終盤の懲戒事例だけでも読んでおけ」と習った。その教えを守って懲戒事例を最優先で読んでいるのだが、他の記事も可能な限り尊重している。 それどころか他の法律系の雑誌にも手を出しているし、かつ自分にとって…