溝口梓里の日々精進

他者のプライバシー保護を重視する予定なので、激動の日記にはなりません。個人的信念の吐露と、公開型の書籍・講演・試験への感想とが、主な内容になる予定。

「機密に関わる話題を出されたら、とりあえず初耳のふりをする」という方針の有用性、欠点、欠点の克服

第1.「機密に関わる話題を出されたら、とりあえず初耳のふりをする」という方針の有用性 「Xさんのプライバシーに関わる面白い話を、私にペラペラ話して下さい」とYさんに頼まれた場合に、その依頼に易々と応じるべきでないことは誰でも理解できる。 しか…

今月もアディーレ法律事務所の内定者イベントに参加

第1.アディーレ法律事務所の内定者イベントに参加 都内の、地価という意味でも地上からの距離という意味でも非常に「高い」場所で、今月も内定者イベントに参加してきました。 事務所の第一線で活躍されている先生の授業を受けられるという、非常に贅沢な…

午前中は、学士会web交流会に初参加

第1.学士会web交流会に初参加の報告 本日の午前は、学士会のweb交流会に初参加をしました。 9時20分からの「読書談話:『90分de學士會会報』:966号(5月発行)」と、11時からの「映画談話:『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997)」です。 具体的な内容に…

ビジネス会計検定、残念ながら準1級止まり。

第1.ビジネス会計検定準1級取得 今年の3月に大阪商工会議所主催のビジネス会計検定の1級を受験したのですが、残念なことに準1級の取得に止まりました。 第2.今後の展望 次回の1級試験は2025年の3月9日に開催されるらしいのですが、これはスケジュールの…

日常生活の紹介

第1.新生活も三箇月が経過 新生活も三箇月が経過したのですが、ほぼ事前の計画通りの清く正しく美しい生活が出来ています。 「こんなに簡単に、思い描いていた通りの生活が送れてしまっていいのか?」と時々不安になるほどです。 旧ツイッターで呟いた内容…

過労に気付かなかった原因は「二年前までより健康になりすぎたから」。この件から第二の教訓も得ておく。

第1.過労に気付かなかった原因の探求 一昨日の記事*1で書いたとおり、木曜日は帰宅直後に過労で倒れ、翌日が運良く実質休日だったことに救われました。 自分の疲労の蓄積に気付かなかったというのは人生で初なので、この原因をしっかり探求してみました。 …

IT系資格の勉強をやり始め、関連情報への知識欲が燃え上がる。

第1.私とコンピューターの今までの関係 私は好奇心旺盛で何でも情報を摂取したくなるタイプです。 このため、有限の時間の中で手を広げ過ぎないように理性では趣味の範囲を狭める努力をしてきました。たとえば「初めからその方向を見ない」とか、「それで…

疲労に苦しむも、都合の良い日程の合宿でリフレッシュ!

木曜日、自分でも気づかないうちに疲労がたまっていたらしく、倒れてしまいました。 普段これほどの症状が出たならば一日の休みをもらうところですが、ありがたいことに金曜は集合時刻が11時40分と遅く、しかも内容は温泉旅館での合宿でした。 「これな…

弁護教官との懇親会

本日の会合は「意見交換会と懇親会」ということになっていたらしいのですが、二つの会の切れ目がどこにあったのかはよくわかりませんでした。あまり意見交換のようなものをした記憶は無いので、実質的には「懇親会」だけでいいと思いました。 私は、お世話に…

大著『裁かれた命』紹介。読後に突きつけられた、怠慢。

裁かれた命 死刑囚から届いた手紙 (講談社文庫) 作者:堀川 惠子 講談社 Amazon 本稿は、堀川恵子著『裁かれた命』(講談社 2011)を貸してくれた某先生(プライバシー保護のため本名は秘密)宛てに書いた感想文を、大幅に加筆修正したものである。 第1.内…

筑波大学法学学位プログラム大学院説明会に行きました。

内定先の事務所がかなりホワイトなので、再来年あたりから夜学に通う可能性があります。その中でも通い先である確率が高い、筑波大学の法学学位プログラムの大学院説明会*1に行きました。 他の参加者の質問もかなり鋭く、webの情報だけでは安心できない微妙…

内定者イベント

第1.内定者イベント 内定先の事務所で、内定者イベントがありました。 仕事で役立つのみならず、日常の他の現場でも役立つであろう、ある高度な技能を、無料で学べるという内容でした。 濃密な三時間をたっぷり楽しみました。 来て本当に正解でした。 これ…

勉強会に行き、開眼。

色々と煮詰まっていたところに勉強会に誘われました。 寝不足と勉強不足と体調不良から迷惑ばかりおかけしましたが、かなり開眼させられた2時間でした。無理してでも足を伸ばして正解でした。 「ますます精進して、次は主催する側になりたい!」と思ったもの…

趣味の範囲内で資格の勉強

徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版 (徹底攻略シリーズ) 作者:明松 真司,田原 眞一 インプレス Amazon こんな本を取り寄せて、G検定の勉強を開始しました。 といってもコンプライアンス最優先の私ですから、裁判所法67条2項の修習専…

時々刻々、先達から学ぶ

「日々、何かを学べる先達」には、人生で何人もお会いし、お世話になってきた。 しかしこの一ヶ月強、配属先の事務所では「時々刻々、何かを学べる先達」のお世話になっている。 私に直接向けられた助言・指導が全部役立つだけでなく、この方々の日々の何気…

ここでは「王道を読み、奇道を語る」ような読書感想文を発表していきたい。

読書にあたっては、「著者が一番主張したかった部分」をしっかり重視していきたいと思う。「王道」ともいうべき姿勢である。 一方でここで発表する読書感想文では、多くの読者が見落としがちな寄り道のような部分や、私の個人的な体験談との対比を、なるべく…

「「被害者への同情」から出発し、「犯罪の抑制」をゴールとし、「加害者側の事情の探求」を手段とする」、これが私が孟子から学んだ信念。

有名な大犯罪者の生い立ちに同情するような内容の弁護活動や書籍には、「加害者より被害者に同情しろ!」という批判が強い。 そうした批判をする人の気持ちは大いに理解できるし、私自身が加害者より被害者に同情するような性格である。 しかしこの「被害者…

東京大学五月祭企画『これから法学を学ぶ君たちへ』へ行く。

第1.「東大法曹会」の隠れた価値 「東大法曹会」に入ることには躊躇があった。会の自己紹介*1を読む限りでは、「事実上、入会の数年後から金を取られるだけの組織ではないか?」と思ってしまったからだ。 「それでも名刺や自己紹介文に東大法曹会の会員で…

『自由と正義』に限らず、「雑誌」を重視する理由。

司法研修所では雑誌『自由と正義』について「終盤の懲戒事例だけでも読んでおけ」と習った。その教えを守って懲戒事例を最優先で読んでいるのだが、他の記事も可能な限り尊重している。 それどころか他の法律系の雑誌にも手を出しているし、かつ自分にとって…